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2011年3月17日 (木)

都市と大地震そして「買いだめ」行動に思うこと

大地震から明日で1週間。
被災地の状況を知る度に言葉を失い、
少しでも早く救援が届きますようにと祈る毎日です。

               ***
ここ東京をはじめとする首都圏は、人的、物的被害は少なかったものの、
心的な被害は計り知れないものがあったように思います。
平日の午後、皆が様々な場所で活動中に、
これまで遭った事がないとても大きくて長い地震を経験しました。
自宅や勤務先、電車や車の中、歩道橋や橋の上、駅や地下通路、
学校、病院、デパート、スーパーの中で.....。
その時、11階のオフィスで女性二人だけで仕事中だった同僚たちは、
パソコンが棚から落ちるのではなく「宙を飛び」、壁に亀裂が入る中で
必死にデスクの下に逃げ込んだそうです。
11階でもそれだけの揺れだったのですからもっと高層の建物にいた方は
どれほど恐ろしい思いをしたことでしょう。
その後も続く余震(ようやく今日は少なくなりました)、
電力不足、福島原発の事故...、不安な日々が続いています。
              ***
「実際には被害がないのだから何を言っているのだ」と、
お叱りを受けるかもしれません。
でも1都3県、4000万もの人々が暮らすこの首都圏で、
皆が同時にこれまで体験したことがない「異常な日々」を送っているのですから、
やはり心的な被害は決して小さくないように思います。
(あまり報道されていませんが、
現在も断水が続いているご家庭もたくさんあります)
このような状況の中で「買いだめ」行動が起こりました。
              ***
地震直後に買物をした私ですが、その時は普通に週末用の食材を買っただけでした。
ですから週明けの月曜日、我が家の冷蔵庫はほぼ空の状態。
お米もパスタももう残りわずか。
停電のためスーパーの営業は午前中と聞いたので行ってみると、
すでに米やパン、小麦粉、乳製品などは売り切れ、
パスタなどの乾麺も品薄状態で、店内は大勢の人、そしてレジは長蛇の列。
その様子を見た時、
やはり私も「しばらくの間買えなくなるかもしれない」と
パニックになりました。
でも、小さなお子さんを連れた若いお母さんが
パンの代わりにコーンフレークを買っている姿を見て、
「何もないわけじゃない。いつもと同じものを食べる必要はない、
うちは大人二人だけなのだからどうにでもなる」と
少し気持ちを落ち着けることができました。
ただ、お子さんやご高齢の方、ご病気の方などががいるご家庭は
この状況にどれほど不安を抱いたことでしょう。
買物をしている人のほどんとは女性、
みな自分のためではなく、大切な誰かのために買物をしているのです。
パニック買いが起きるのは仕方がないことだと思いました。
             ***
周辺の様子を見る限りですが、大きな「買いだめ行動」が起きたのは、
この月曜日の1度だけだったように思います。
突然の停電発表、午前中の大きな余震、原発の事故、
これらがタイミング悪く重なったために起きたこと。
その後は皆普通の購買行動に戻ったように見受けられます。
被災地が優先されるべきだということは承知しているはずです。
今日もお店は品薄状態が続いていますが、
品切れになっているのは買いだめ対象の商品だけではなく、
牛乳や卵など普通に毎日買っているもの。
やはりまだ物流が滞っているのでしょう。
               ***
悲しいこと、心配なこと、不安なことだらけです。
でも、今できること、すべきことは
できる限りこれまで通りの生活を取り戻すこと。
働ける人はしっかり働き、
不謹慎のように思われるかもしれませんが
楽しむことができる人は楽しむこと。
被災地の復興を支援するためにも、
経済活動を停滞させてはいけない、
”怯えずしっかり働かなくては”と
きのうの夜、人が少なくて閑散とした
物寂しい雰囲気の東京駅で思ったのでした。

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