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2017年6月 2日 (金)

絲山秋子 「離陸」

  
いつも時代小説ばかりですが、
帯(池澤夏樹の解説)や
装丁に惹かれて手に取りました。
 
 
絲山秋子著 「離陸」
 
Img_1381
 
芥川賞を受賞した「沖で待つ」は
とても好きな作品。
 
この「離陸」も「沖で待つ」に
どこか通じる世界観があるような気がします。
 
不思議なサイドストーリーを
織り交ぜながら
自己を探求する物語は
村上春樹作品に似た雰囲気も
感じられます。
 
ただし、
この作品の主人公は
流れの中に身を置きながら
自己と向き合うという点が
村上作品とは根本的に違う。
 
やっぱり会社員を経て
作家となった絲山氏だからこそ
描くことができるのだなぁと
勝手に解釈しました。
 
 
 
不快ではない寂しさと
静かな余韻が残りました。
時期が来たら
再読すると思います。
 
 
 
 
 
 

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